台湾の大手EMS(製造受託サービス)ベンダーの金宝グループ。その傘下の「新金宝グループ」を率いる沈軾栄総経理は、3Dプリンタで世界シェアの拡大を目指す。EMSで培った製造技術を駆使し、コストパフォーマンスが高い3Dプリンタの新機種を次々と市場に投入。本社を置く台湾では、LED照明技術を応用した「植物工場」も業界に先駆けて手がけるなど、自社ブランドを前面に押し出して、新領域へ意欲的に進出している。沈氏は「子どもたちが大人になる頃の生活スタイル」を常に想定しながら、EMSベンダーとしての強みを生かせる新規事業の創出に取り組んでいる。