すべての社内システムをパブリッククラウド上に構築するという事例は、もはや珍しいものではなくなった。エンタープライズ分野におけるクラウド活用のすそ野が広がってきたことで、パブリッククラウドかオンプレミスかではなく、いかにクラウドを有効活用するかに視点が移ってきている。クラウドの採用理由をコストメリット以外で議論されるようになってきたことからも、その傾向を垣間見ることができる。「欧米と比較して、日本企業が遅れているということはない」と、アマゾン データ サービス ジャパンの長崎忠雄社長は断言する。