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メディア・ナビゲーション CDラベル作成ソフトの最新版

2002/02/18 16:09

 メディア・ナビゲーション(横山徹社長)は、CDラベルなどのデザイン、印刷が行えるソフトの最新版「らくちんCDラベルメーカー2002」を2月22日に発売する。同社は累計で12万本を販売した実績をもつ。

 今回のバージョンアップでは、CDラベル作成で初期からこのジャンルのソフトを使い続けているヘビーユーザーと、初めてCDラベル作成ソフトを購入する初心者に大きく2極化していることに着目。両方の層のユーザーニーズに合わせた機能強化を行った。

 初心者ユーザー向けには、「らくちん印刷機能」として、キヤノン、エプソンのプリンタメーカー2社と用紙を販売しているメーカーと協力し、自分が利用しているプリンタと用紙を選ぶと最適な印刷を行ってくれる機能をもたせた。通常は用紙が普通紙なのか、上質紙なのか、印刷品質はどの程度にするのかを自分で選択する必要があった。

 「普通紙で高品位印刷をしても、思うような効果をあげることはできないし、逆にせっかくハイエンドの用紙を利用しても普通印刷をしてはプリンタの性能を生かすことができない。ハイエンドユーザーであってもそういう間違いは起こしがち。今回、プリンタメーカー、用紙メーカーの協力により、あらかじめプリンタと用紙を登録し、それを選択するだけで、プリンタ、用紙に最適な印刷ができる」(横山社長)。

 ラベル作成の知識がない場合でも、「らくちんナビ機能」によりウィザード形式で、ラベル作成から印刷までを導いてくれる。

 音楽CDを作成するユーザーには、Media Player7のメディヤプレイヤーリストに対応し、Gracenote CDDB、CD-TEXT、MP3のIDタグ、CSVファイルからのインポートと合わせ、音楽情報取得が容易に行える。

 価格は、ラベル用紙20枚とオリジナルのラベル貼り具「らくちんハリヤー」を同梱したバージョンが6800円、貼り具がついていないバージョンが4800円。初年度に各3万本、合計6万本の販売を見込む。
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