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ダイワボウ情報システム 2002年度は“闘う集団”へ

2002/03/25 11:00

 

 営業力を更に強化して新時代のディストリビューション事業を追求する――。20周年を迎える2002年度、DiSグループは「闘う集団」となって厳しい環境を勝ち抜く経営方針を発表した。

 DiSの2001年3月期連結決算は、売上高3105億1100万円で対前年15.7%と好業績を記録したが、2001年度に入ってからの環境劣化は厳しく、2001年度中間決算は下方修正のやむなきに至った。しかし昨年末からようやく回復の兆しが生じており、現在最終の追いこみ中だが、予断を許さない状況が続いている。

 このような環境下で2002年を勝ち抜くために同社は、「グループが有する既存の事業領域をそれぞれの立場でしっかりと再確認することにより、新時代に向けた事業を推進、グループの力を結集した総合力ある市場展開によって顧客満足度を更に高める」(横山満社長)とする。

 この基本戦略におけるポイントは、各自、各部署、各社、さらにはグループ全体が「闘う集団」となることであり、「闘う集団」としての強い意思をもつことによって営業力に磨きをかける。

 この戦略を支えるのが、35万を超える商品アイテム、全国支店網、全国物流網などの近代装備であり、また現代戦術の要とされる情報武装においても、「iDATEN(韋駄天)」をはじめとする情報オンフラが大きな効果を発揮している。これら近代兵器を縦横に駆使するためにも、「闘う集団」としての自覚を前面に押し出した営業展開を図る。
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