日立ホーム&ライフソリューション(日立H&L、瀬端久仁雄社長)は、家電のネットワーク接続における業界標準「エコーネット」に準拠した自社の「ホラソネットワーク」商品について、4月から新たに住宅関連の設備メーカーや販売会社、パソコン販売会社など協業先の開拓を始めた。

 また、販路開拓にあわせて将来的には、東芝や松下電器産業などエコーネット対応ネット家電についても自社の販売網の活用を検討していく。

 日立H&Lは、昨年12月から家庭内のパソコンと冷蔵庫や洗濯機などを小電力無線でネットワーク接続するホラソネットワークを開発した。ホラソネットワークは、常時接続されたパソコンを介して外部から家電にリモートアクセスできる。同社では、第1弾商品として、無線接続に必要な通信アダプタセットに対応した洗濯乾燥機、冷蔵庫、レンジ、ヒートポンプ給湯器の受注を開始した。

 主に、日立H&Lのショッピングモールである「ホラソドットコム」や日立コンシューママーケティング、日立の家電販売店である日立チェーンストールで受注しているが、今年1月からはNEC運営のショッピングサイト「ビッグローブ・ストア」でも取り扱いを開始した。

 ただ、「ホラソネット対応の家電製品はまだあまり売れていない」(久保達哉・広報・渉外部広報グループ部長代理)という。そこで、住宅購入やリフォームと同時に購入してもらうセット販売を目指して、住宅販社や住設機器メーカーとの提携を求めていく。

 さらに、「ネット家電の中核製品として、今後パソコンの役割が重要になってくる。パソコン販売は今は伸び悩んでいるが、将来は再び伸長していくだろう」(久保部長代理)として、パソコン流通と連携していく方針だ。日立H&Lでは現在、日立製品だけの販売にとどまっているが、将来的には松下電器産業や東芝のエコーネット対応製品についても自社販売網に乗せることを検討していく。