コクヨ(黒田章裕社長)は、電子文書などを安全かつ安価にファクシミリ(FAX)やメールで送信できるASPサービス「@Tovas(あっととばす)」を7月7日から開始する。

 ビジネスのコンピュータ化・ネットワーク化が急速に進むなか、企業では、電子化したビジネス文書・データ流通における日常業務のコストとリスクを軽減するとともに、システム間のデータ連携を容易に実現したいという要求が高まっている。

 「@Tovas」は、こうしたニーズに対応したASPサービス。専用クライアントソフトを利用し、受信者と受信形式を指定して文書やデータをインターネット上のセキュアなサーバーに登録するだけで、安全に送信することができる。また、すべての送信履歴をトレーサブルに管理・保証することも可能で、配信完了、エラー、送達確認などの記録を送信者に提供することができる。

 企業間でのデータ交換に「@Tovas」を導入することで、人件費・通信費・システム関連費など、約30%のコストダウンが可能となる。

 サービスは3つのフェーズで構成。「フェーズ1」では、インターネットFAX送信、大容量ファイル送信を中心とした一方向の「データ送信サービス」を提供する。

 「フェーズ2」では、電子フォームライブラリーの提供による双方向の「データ変換・交換サービス」を提供する。フォームで作成された帳票などを、受信者の求めるデータ形式やフォームに変換して届けることができる。

 「フェーズ3」では、「電子公証、認証サービスとの接続サービス」により、電子文書・データの原本性保証を提供する。一連の電子文書・データ流通の履歴を第3者認証機関を経由して証明することで、「送達事実の正当性」を確保するとともに、他人による「盗聴」、「改ざん」、「なりすまし」を防止する。