ソフトクリエイト(林勝社長)は8月1日、紙の書類と同じフォームの社内伝票をウェブブラウザ上で作成、管理できる同社の主力アプリケーション「X-point(エクスポイント)」で、日本オラクル(新宅正明社長)との共同販売を開始した。日本オラクルのデータベースと組み合わせ、同社のウェブ販売サイト「オラクル・ダイレクト」やCSKの販売チャネルを通じて拡販。8月から1年間で、中堅企業を中心に20社への納入を目指す。

 両社が共同で販売を開始したのは、エクスポイントのスタンドアローン版とカスタマイズ可能なエンタープライズ版の2種類。これに、日本オラクルのデータベース「オラクルデータベース10g」とJ2EEベースのアプリケーションサーバー「オラクルアプリケーションサーバー10g」を組み合わたウェブシステムをソリューション提供する。

 販売は、日本オラクルが中堅企業の開拓用に開設している電話やウェブによる販売サイト「オラクル・ダイレクト」に加え、同社の販売チャネルを活用する。すでに、エクスポイントを利用したシステム構築の販売チャネルとしてCSKが名乗を上げているほか、今後、業務系システム構築に実績のあるチャネルを増やす計画。

 また、両社は、システム提案活動や案件支援活動、企業システムの入力業務のウェブ化促進についても共同で行う。

 エクスポイントは、紙に記入する感覚で社内伝票をウェブ上で作成できるほか、電子データ化された伝票の稟議・決裁、保管・整理、検索、統計・分析など、文書のライフサイクルをすべて網羅している。「企業の多くは、紙ベースか複数フォーマットによるファイルデータを保存している。これでは、文書管理が煩雑で、データの再利用にも非常に手間がかかる。エクスポイントは日本型業務プロセスに合った管理ができる」(岡本康広・社長室部長代理)と、有用性を語る。

 価格は、標準の100ユーザーで、エクスポイントのスタンドアローン版が120万円から、カスタイマイズ版が250万円から。日本オラクルのデータベースとウェブアプリケーションサーバー、システム構築費を含め1000万円程度になるという。データベースは、マイクロソフトのSQLサーバー以外は対応している。

 一方、ソフトクリエイトは近く、エクスポイントをコンポーネント化した「プラスエックス」を出し、ISV(独立系ソフトウェアベンダー)やシステムインテグレータのソフト製品やソリューションに、低価格でOEM(相手先ブランドによる生産)提供を開始する計画だ。