【ソウル発】インターネットとIT技術の発展により、韓国の航空業界では「電子チケット」サービスが導入され始めた。

 韓国最大の航空会社、大韓航空は昨年11月中旬から国内線のすべての空港で「e-搭乗券」サービスを開始。e-搭乗券により、利用者はインターネットで予約から決済までを行えるようになった。さらに、3Dで表示される機内の座席配置図を見て、自分が座りたい座席を予約時に決められるようになった。

 プリントアウトした搭乗券引換証を空港の航空会社カウンターに持って行くと、すぐe-搭乗券を発給してくれる。今まではインターネットで予約・購買しても、座席配置は空港のカウンターでしか決められなかった。e-搭乗券の導入により、出発当日の空港での搭乗手続き時間が大幅に減ると期待されている。

 大韓航空のe-搭乗券は、1次元バーコードの100倍以上の情報を格納できる2次元バーコードになっている。モザイク式のコードで、小さな四角の中に数字、写真、音声、グラフィックスなど多様な情報を入れられる。そのため偽変造が不可能で、乗客のマイレージなど、より詳細な乗客情報を盛り込むことができ、サービス改善效果も高いと見られている。

 アシアナ航空でも国際線乗客を対象にインターネット事前搭乗手続きサービスを実施している。このサービスは乗客が航空会社のウェブサイトから3D画面を見て座りたい座席を指定し、予約した後、空港で搭乗券を受け取る。

 今年からは国際線でも電子チケットが全面的に導入される見込み。スターアライアンスは今年の8月から所属航空会社の電子チケットサービスを構築する。スターアライアンスには韓国のアシアナ航空をはじめ、全日本空輸、ルフトハンザドイツ航空など15社が所属している。
鄭載学(ジョン・ジェハク=BCNソウル特約記者)