中堅システムインテグレータのアイエックス・ナレッジ(IKI、安藤文男社長)は、子会社を含めたグループ経営重視にマネジメントをシフトする。グループの重点領域を頂上に見立てた「連峰経営」を今後5年の経営計画として推進していく。

 IKIは、昨年10月1日で旧日本ナレッジと旧アイエックスが合併してから5周年を迎え、「これまでを第1ステージとし、今後5年を第2ステージとする」(安藤社長)と新たなステップを踏み出した。経営目標として、5年後をめどに売上高200億円、経常利益10億円、ROE(株主資本利益率)10%を目指す。この第2ステージの基本になるグループ戦略として、「連峰経営」を打ち出した。

 具体的には、地方戦略と新規分野の2つを重点分野とする。地方戦略は、昨年事業譲渡するとともに譲渡先である北洋情報システムに資本参加した札幌地区のほか、新潟、水戸、名古屋、関西(大阪市)、九州(福岡市)にある各自社開発センターを有効活用し、提携を含め地元企業を有効活用する。

 新規分野では、三井倉庫との合弁であるLSSでのデータセンター事業、アルゴ21などとの共同出資会社であるCDCソリューションズの地方自治体ビジネスなど、6つの新規事業を育てる。

 同時に、第2ステージを通じて財務体質の強化や品質管理の向上を図り、持続的成長を堅持していく方針だ。