ソフトブレーン(宋文洲会長)は、中小企業向け営業プロセスマネージメントシステム「eセールスマネージャーMS」の販売パートナーを、今年度(2005年12月期)末までに、現在の約20社から50社ほどに増やす。これまで中小企業向けの売り上げは「ほとんどなかった」(松田孝裕副社長)同社だが、eセールスマネージャーMSの拡販や販売チャネルの拡充を通じて、今年度は関連する売上高で約6億円を目指す。

 「eセールスマネージャーMS」は、営業スタッフ20人以下の中小企業を販売ターゲットに位置づける。大手・中堅企業向けの「eセールスマネージャー」は、カスタマイズなどに対応するパッケージソフトだが、「eセールスマネージャーMS」はASP(アプリケーションの期間貸し)方式で提供する。月額課金制であるため安定した収益源になる。

 販売パートナーは、これまでの大手・中堅向けチャネルとは別に構築する。大手・中堅向けの販売パートナーは大手システムインテグレータが中心だったが、中小向けの販売パートナーは地域密着のシステムインテグレータや事務機器販売、測量機器販売などが中心になる見込み。すでに、削減ネット(福岡市)や千葉測器(千葉市)など約20社が販売パートナーとして活動しており、「今年度末までに全国都道府県をカバーするため50社程度に増やす」(同)方向で、販売パートナーへの参加を働きかけている。

 eセールスマネージャーは、IBMのアプリケーションサーバーなどのミドルウェアに対応していることから、日本IBMの販売パートナーの一部も販売活動に加わる動きを示している。

 「eセールスマネージャーMS」の受注社数は、今年に入り毎月70社規模で推移しており、販売パートナーが増えれば今年度末までには「受注ベースで1000社」(松田副社長)に達する手応えを感じているという。ソフトブレーンの今年度の連結売上高は約40億円の見通し。「eセールスマネージャーMS」関連の売上高は、このうち約15%の約6億円を占める見込み。