EC(電子商取引)システム開発のサーフボード(福井市、田嶋節和社長)は、今年9月をめどに、ECサイトのウェブマスター中・上級者を育成するeラーニングサービスを始める。ECシステムを開発する同社では、顧客企業のEC事業をどう成功させるかが大きな課題となっていた。これを解決する方法の1つとして、ECサイトを統括する運営責任者「ウェブマスター」の育成を目的としたeラーニングサービス「ウェブマスタースクールジャパン(WMSJ)」を立ち上げ、ウェブマスターの技能向上に取り組む。

 WMSJでは、今年6月から初級者向けの「基礎コース」を開設しているが、今年9月をめどに、より高度な技能を習得できる「実践コース」を開設することで受講者の技能レベルの引き上げを狙う。今年度(2006年4月期)末までには、ウェブマスターを目指す100人余りがWMSJの各コースを受講する見込みで、高い技能を習得したウェブマスターの数を増やすことで「ECサイトの成功をeラーニングの側面からも支援する」(田嶋社長)と、ECビジネスの振興に力を入れる。

 実践コースを修了した生徒は、ウェブマスターとして一定の技能を習得したことを示す「WMSJ認定ウェブマスター」の認定試験を受けることができる。合格すれば認定証の交付を受け、企業の人事評価などに役立ててもらう。将来はWMSJ認定ウェブマスター試験を「ウェブマスター認定のデファクトスタンダードに育てる」(同)と、認知度の高い資格試験として普及促進を図る。ウェブマスターの育成を通じて、サーフボードの事業の柱であるECシステム開発の需要開拓にも結びつけていく。