インターメント(黒武昭社長)は、ウェブサイトユーザーの閲覧履歴をもとに、どういう人がどのサイトを見ているかという関連性を自動分析して、似ている属性の人が多くアクセスしているサイトから順に表示して潜在需要を引き出す仕組み「ポイントリンク」を開発、8月からサービス開始する。年代や性別などの情報をインターメントのサーバーに登録すると、ブラウザに専用のツールバーが表示される仕組み。

 ポイントリンクを利用することで、ユーザーは、今自分が見ているサイト以外で、自分と似た属性の人が見ているような関連サイトのリンクアドレスがツールバーに表示されるようになる。

 黒社長は、「ユーザーがよく利用しているサイトの理由が、使い慣れているからという単純な理由が多い」という。ポイントリンクを使えば、検索サイトで見つからなかった情報について自分と似た属性の人がよくアクセスするサイトを表示することで、情報源を新たに開拓できるようになるという。

 さらに、この仕組みを使い、「従来のインターネットマーケティングにはない、リアルマーケティングに近い効果が期待できる」(黒社長)として、ユーザーの行動履歴を分析し企業のマーケティングに活用できるメリットも売り込む。8月の正式リリース後、来年3月をめどに会員数10万人を目指す。

 また、ツールバーに表示できるバナー広告は、ユーザーが頻繁にアクセスするサイトに関連した広告を表示するため、ユーザーは興味のあるサイトにダイレクトにアクセスできるほか、広告主側は特定のターゲットにサイトを開いてもらえるメリットがある。

 そのほかの特徴として、バナー広告の隣にオプションで付加する「マウスボタン」や「クイズボタン」にアクセスして一定条件をクリアすると、ユーザーにポイントが還元される仕組みになっている。中でもユニークなのはクイズボタンで、Q&A形式でバナー広告を出している企業のサイトを知ってもらい、「サイトを経験してもらうことで印象を残し、次回のアクセスに結びつける」機会を創出できるなど、ユーザーに理解して利用してもらいマーケティングに直結させるための仕組みも盛り込んでいる。