パッケージソフト開発・販売のプロシップ(鈴木勝喜社長)は、来年度(2007年3月期)から中国市場でのビジネスを本格展開する。同社の主力パッケージソフトで、固定資産管理や販売管理機能の「プロプラスシリーズ」をローカライズし、来年度中に中国語版を販売開始する。鈴木社長は売上目標を明らかにしていないが、「製品投入後は、毎年、前年度比2倍で売り上げを伸ばしていきたい」と話しており、開発・販売の両面で体制を強化していく方針だ。

 中国での事業推進のため、プロシップは今年4月15日に全額出資で現地法人「普楽希普信系統大連有限公司」を大連市に設立した。現在、中国語版を開発しており、営業活動はこれからの段階。

 販売にあたり、営業体制については、「営業とコンサルティングサービスは自社の担当者で行う」(鈴木社長)としており、直接営業によって拡販を図っていく方針。現在従業員は6人だが、「毎年2倍ずつ増やしていく」(鈴木社長)としている。

 一方、開発においては、「プロプラス」導入の際に必要になるカスタマイズソフトやアドオンソフトについては、自社の開発者ではなく、「現地のソフト開発会社をパートナーとしてアウトソーシングする可能性もある」(鈴木社長)と、自社開発にはこだわらないという。

 鈴木社長は、「中国はソフトのコピー文化が浸透してしまっており、日本よりも気を配らなければならない」と市場の問題点を指摘する。その一方で、「マーケットサイズを考えれば、参入しない手はない」としており、「固定資産管理、販売管理に特化し専門性の高い当社のソフトのニーズも必ずある」と、中国でのビジネス拡大に自信を示している。