ソンズ(鳥取市、鈴木尊善社長)は、主力商品であるウェブ制作の生産性を高めるCMS(コンテンツマネジメントシステム)「i-SITE PORTAL(アイ-サイトポータル)」の機能向上を目的に、パートナー企業とのコラボレーションを推進する。すでに1社とは、機能強化のための研究開発で業務提携しており、このほか2社と共同研究や提携を検討している。ブログの普及で、企業のウェブサイトも従来の受動的な位置付けから能動的なツールに変化しており、効率的なウェブ制作やコンテンツ管理のニーズが高まっている。コラボレーションの推進で、アイ-サイトポータルの機能を高め、市場開拓を進める考えだ。

 アイ-サイトポータルは、マイクロソフトの「.NETフレームワーク」を利用したCMSで、ブラウザのみのクライアント環境でシステム構築から運用管理が可能。メニューや全文検索、ユーザー管理など約30種の機能があり、モジュール化により、ユーザーのニーズに応じた生産性や拡張性などが実現できる。

 現状でも「目標の3分の2の機能は盛り込めている」(鈴木社長)が、一層の機能追加や品質向上が必要とみており、パートナーとの研究を進める。すでに1社とは業務提携しているが、さらに2社とユーザーインタフェースなどの面からコラボレーションを進め、使い勝手の良いシステムを開発していく考え。

 これと並行して、販売面の取り組みも加速させる。6月中旬からアイ-サイトポータルのASP(アプリケーションの期間貸し)サービスを開始するとともに、東京地区でのディストリビューションではアップデートテクノロジー(東京都港区、板東直樹社長)と連携している。8月29日にはアップデートテクノロジー主催、マイクロソフト協力による技術セミナーが東京で開催される予定。ソンズにとっては、東京進出の足がかりになるとともに、ユーザーに触れてもらえる機会ともなる。今後は、首都圏で定期的なセミナーを開催していく考えだ。