【ソウル発】三星電子はこのほど、デジタル家電でも“韓流ブーム”を巻き起こそうと、アジア7か国を巡回するデジタル家電・AVロードショーをスタートした。タイからシンガポール、オーストラリア、マレーシアなど東南アジアとオセアニア7か国でAV(音響・映像)ロードショーを開催し、PDP、LCD、DLPテレビなどのデジタルテレビとDVDプレーヤー、ビデオカメラ、MP3プレーヤーといった先端デジタル家電新製品を披露し、東南アジア市場強化に乗り出した。

 三星電子の携帯電話端末や家電製品はすでに東南アジアで人気の高い製品だが、韓流ブームを持続させながら、より先端機能を搭載した高機能新製品の販促のためのイベントが必要と判断した。

 「イマジン」という今年のブランド戦略キャンペーンの一環でもある今回のAVロードショーを通じて、東南アジア地域でのプレミアムイメージ向上とデジタルメディアの代表ブランドとしての座を強化するのが狙いだ。

 三星電子はタイ、ベトナム、インドネシア、マレーシアにテレビの生産拠点を置いているため、東南アジアでは価格競争力が高く、新製品をタイミング良く供給できるという面で製品・価格・物流競争力を確保しているのが強み。

 三星電子の東南アジア総括であるパク・サンジン副社長は、「三星電子は東南アジアで多様なマーケティング活動とタイムリーな製品生産、供給、販売によりテレビ部門での競争力を高める計画。ブランド戦略キャンペーンを通じてデジタル家電の代表ブランドとしてのポジションを確固たるものにしたい」と述べた。

 三星電子は東南アジアで「イマジン」の他に「Samsung DigitAll Hope」、「Samsung City」プロジェクトなど多様な現地化活動で親しみのある企業イメージづくりに励んでいる。
趙章恩(チョウ・チャンウン=ITジャーナリスト)