鳥取県は、10月9日から15日まで鳥取県内で開催される「第17回全国生涯学習フェスティバル(まなびピア鳥取2005)」において、県内の情報産業の最新動向を発信する。メイン会場の1つとなる鳥取県民体育館に「IT地産地消ひろば」を開設、県内の情報産業のなかでもオリジナリティを発揮している企業などを取り上げて紹介する。

 鳥取県では、これまで情報産業の振興に対し積極的に取り組んでこなかったが、産業構造の変化にともない、今後の重要産業の1つに位置付けるようになっている。鳥取県情報産業協会との連携も開始したところだが、「IT地産地消ひろば」では協会加盟社以外にも働きかけ、独自性のある取り組みを行っている県内の情報産業の動向を発信する。

 参加するのは、地域で連携して新たなシーズの開発を進めている企業のほか、1画面でマルチタスクのコンテンツを処理できるシステムや電子絵本、バーチャルリアリティなど、技術的に独自性を有する企業に限っている。また、まなびピア鳥取の期間中に米子市で開催される全国高等専門学校プログラミングコンテストに参加する米子高専にもブースを提供し、県内の情報技術を紹介していく。

 鳥取県では、県内の情報産業の育成を目的として、県発注の情報システムの入札に地元企業の参加を容易にするためのガイドライン作成も進めている。全国規模のイベント開催に合わせ、県内企業の情報を発信する場を設けることで、情報産業の底上げを図っていく考えだ。