ライフボート(山﨑高弘社長)は、ユーティリティソフトのコンシューマ向けパッケージ販売のほか、企業向け販売の強化を図る。営業リソースや地域に根ざした代理店を拡充し、初心者層の獲得とサポートの強化、企業向け販売の拡大に注力する。「昨年度の売上高2億円を、今年度(2006年6月期)は3億円に引き上げる」(阿子島力・取締役ユーティリティ・プロダクト部部長)ことを狙う。

 同社のユーティリティソフトの売上構成比は、現在コンシューマ向けが80%、企業向けが20%となっているが、3年後にそれぞれ50%にする。

 同社は、ユーティリティソフトのブランド名を順次「LB(エルビー)」シリーズに統一していくことを発表しており、ユーティリティソフトの販売に力を入れている。「エルビー」ブランドの第1弾製品は、ドライブバックアップツール「LB Image Backup 7 Basic」で、9月16日に販売開始した。「来年初めをめどに、コンシューマ向けに上級者版を販売する」ほか、企業向けにはネットワーク対応版およびサーバー対応版を投入し、コンシューマ向けと合わせて企業向けのラインアップも拡充していく。

 同社のパッケージソフトは親会社のメガソフトを通じて量販店で販売しており、「ユーティリティソフトの売上高はコンシューマ向けが約8割」を占めている。ユーザー層は、「以前はパソコンのヘビーユーザーが多くを占めていたが、現在は初心者がマルチOSのパーティションソフトを利用するなど、ユーザー層が初心者にシフトしている」傾向が顕著になっており、ヘビーユーザーと初心者の割合も逆転しているという。

 初心者向けには、「アフターケアがどれだけできるかが大事になる」ことから、マニュアルを初心者向けに改良したほか、サポート体制を初心者にも対応できるようにした。