ノベル(吉田仁志社長)は、販売パートナー企業向け営業支援プログラム「サーティファイドLinuxセールス」を11月末をめどに立ち上げる方針を明らかにした。このプログラムは、パートナーの営業担当者がLinuxベースのシステム提案を行えるようにノベルが教育して資格を認定する。販売面でのパートナー支援を強化することで、中堅・中小企業(SMB)によるLinuxベースの基幹システム導入などを促進させる方針だ。

 営業支援プログラムの立ち上げに踏み切ったのは、「パートナーの多くがSMBからLinuxベースのシステム導入を依頼されるケースが出てきている」(山崎正広・営業本部Linuxソリューショングループシニアマネージャ)ため。加えて、新プログラムを切り口にパートナーを増やしていくことも視野に入れる。今年9月末時点で約130社のパートナーを、SMBビジネスを手がけるシステムインテグレータ(SI)を中心に今年末で200社程度にまで引き上げる方針を掲げている。

 さらに、10月7日から販売を開始したLinuxOSの新バージョン「スーゼLinux10.0」の拡販も狙う。「今後1年間で1万本弱を販売する計画」(山崎シニアマネージャ)で、現段階では家電量販店やディストリビュータなどの販路が中心だが、営業支援プログラムの開始により、「今後はSIがLinuxソリューションを提供する際に販売するケースも多くなる」とみている。

 システム開発面では、技術者向けの資格認定制度「サーティファイドLinuxプロフェッショナル」を提供しており、パートナー企業の技術者のうち、すでに100人以上がトレーニングを受けたという。

 同社では、「資格認定者からLinuxベースのシステムを構築できるようになったという声を聞いている。開発面では、パートナーを支援する基盤が整っている」と自負している。