【ソウル発】韓国最大のソフトウェア展示会である「ソフトエキスポ&デジタルコンテンツフェア2005」が2005年12月1日から4日までソウル三成洞COEX展示場で開かれた。情報通信部が主催、韓国ソフトウェア振興院が主管した今回の展示会は「Software in U」という主題でユビキタス時代のソフトウェアの重要性と役割をテーマにした。

 今年で9回目を迎えるソフトエキスポはソフトウェア関連約240社が参加し、展示会期間中約8万人の参観客が来場。ビジネス関係では120件余りの商談が成立し、約1000万ドルの輸出商談実績をあげたと発表された。

 陳大濟情報通信部長官はこの日の報告会で「ITサービス企業の専門化および大型化」「組み込みソフトで高レベルの人材養成」「パッケージソフト先導企業育成」「デジタルコンテンツ一流企業育成」の4つの項目をソフトウェア産業重点推進課題として提示した。

 これにより2010年には韓国のソフトウェア産業の市場規模は53兆ウォン、輸出50億ドルを達成するという意気込みだ。この4項目の重点課題が、これからのソフトウェア産業に関わる政府政策の根幹になる見込みだ。

 展示会期間中には「ITコンバージョンス時代のソフトウェア戦略」というテーマで「ソフトウェア・インサイトカンファレンス2005」も開催された。このカンファレンスでは金鍾勳ベル研究所社長、ロバート・ラフリンKAIST学長をはじめ、IBMとオラクル首席副社長などが発表した。

 韓国はIT強国と呼ばれるが、ソフトウェア産業は相対的に脆弱であると評価されてきた。情報通信部は05年を「ソフト産業跳躍の元年」と宣布し、ソフト産業実態調査と各界専門家の多様な意見を取り集めるなど、ソフト産業の競争力強化のための方法を模索してきた。
鄭載学(ジョン・ジェハク=BCNソウル特約記者)