ダイヤモンドコンピューターサービス(DCS、後藤明夫社長)が独自開発した給与計算アウトソーシングサービス「プロサーブ」の契約数が大幅に伸びる見通しだ。2006年1月1日付で旧東京三菱銀行と旧UFJ銀行が合併して三菱東京UFJ銀行になるなどグループ会社の再編がビジネス拡大に追い風となっている。プロサーブは一時期伸び率が鈍化する傾向にあったが、再編効果などで「引き合いが急増」(後藤社長)しているという。

 プロサーブは、DCS独自の営業で受注を伸ばすとともに、グループ銀行の優良顧客にアプローチするケースも少なくない。旧UFJ銀行は東海・関西エリアに厚い顧客層を持っていることから、従来の東日本エリアに加えて西日本エリアの顧客開拓にも弾みがつくと見られている。これまでプロサーブは旧バージョンのサービスも含めて約2000社、約40万人分の給与計算アウトソーシングを受注しているが、年間の純増ベースで100社、4-5万人分の増加が期待できるという。来年度(07年9月期)には合計で約2200社、50万人分近い受注を目指す。

 DCSは、シンクタンクの三菱総合研究所(MRI)が60%、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)が40%を出資するシステムインテグレータ(SIer)で、三菱総合研究所が手がけるコンサルティングなど上流行程からのソフト開発業務やMUFG向けのソフト開発、独自サービスのプロサーブなどが順調に推移していることから業績を伸ばしている。05年3月期の連結売上高約378億円に対して、今年度(06年9月期=決算期変更)は同約400億円に伸びる見通しだ。