インテリジェントウェイブ(IWI、山本祥之社長)は、セキュリティソフト「CWAT(シーワット)」の拡販に向けて、中堅・中小企業(SMB)の需要開拓を本格化する。この一環としてCWATの中核ソフトで統合管理コンソールの「オーガナイゼーション モニタ」の価格を、期間限定で約半額に値下げする。これまでCWATの導入企業は、大企業が中心だったが、価格メリットをアピールすることで、SMBにおいて他社製ソフトからの乗り換えを促進させる作戦だ。

 SMB向け拡販施策の切り札として用意したのは、CWATの統合管理コンソールである「オーガナイゼーションモニタ Enterprise Edition」の値下げだ。

 オーガナイゼーションモニタは、システム管理者が、クライアントコンピュータを集中監視するための機能や、障害発生時の対応、ログの閲覧・分析を行うツールで、CWATを導入する際に必須となるツール。同社では、このツールを3月31日までの期間限定で、顧客企業のクライアント数に合わせ、標準価格に比べ大幅値下げして提供する。

 標準価格は250万円だが、クライアント数が101-200では100万円に、クライアント数201ー300では、150万円に下げる。ただし、年間保守サービス料には、今回の値下げ価格を反映せずに、通常通りに標準価格の15%とする。

 CWATは、情報漏えい対策を包括的に行うセキュリティソフトとして2004年2月に発売、昨年9月末時点で244社、20万クライアントに導入した実績を持つ。しかし、その大半は大企業で、「従業員100-300人のSMBマーケットへのアプローチが手薄だった」(山形浩一・セキュリティシステム事業部ストラテジックセールス&プランニング部長)という。SMBマーケットにアプローチするためには、低価格をアピールすることが最も効果的と判断。クライアント数によっては、半額以上の大幅値下げを決断した。

 今後の販売施策として、販売パートナーの整備にも乗り出す。発売後約36社のパートナー網を構築して販売していたが、パートナーの再編成を行い、より強力な販売網の構築を目指すことにしている。