セキュリティソフト開発・販売のアイピーロックスジャパン(大西基文社長)は、自社開発のデータベース監視ソフト「IPLocks(アイピーロックス)」拡販に向け、販売代理店の再編に着手する。

 これまで大手企業をターゲットに、12社で構成してきた販売代理店網を再構築するため、「半年以内に既存代理店のテコ入れを図る」(辻根佳明・執行役営業本部長兼ビジネス・デベロップメント本部長)。

 さらに、昨年12月に発売した中堅企業向けモデル「IPLocksクイックスタート」の販売を本格化させるため、中堅企業向けの販路を拡大する。同市場に実績のある販売会社を新たに代理店として取り込む方針だ。

 一連の販売網の強化によって、前期比3倍に当たる240社の新規顧客獲得を今年度(2006年12月期)の目標としている。

 パートナー強化施策を担当するのは、セキュリティアプライアンス開発・販売のブルーコートシステムズ元社長の辻根佳明氏。辻根氏は1月下旬にアイピーロックスジャパンに入社し、パートナー体制の見直しを進めている。「内部統制の強化などセキュリティ対策以外の観点からも当社製品の導入が検討され、市場が広がっている。企業の規模や業種を問わず、幅広い市場にアプローチするためにも、代理網の再編を急ぐ必要がある」として、新規代理店の拡大にも積極的に取り組む姿勢を打ち出している。

 アイピーロックスジャパンは、米アイピーロックスの日本法人だが、昨年度の売上高は、「米国よりも日本市場のほうが大きかった」(渡辺良一・マーケティング本部長)という。その結果から、日本市場を重視しており、今年1月から日本の開発者を米本社に派遣するなど、日本市場の要望を組み込んだ製品づくりに取り組んでいる。