ネクストコムは、4月1日付けで組織を大幅に刷新した。2004年12月にIP関連機器販売のアダムネットとシステム開発のビーエスアイの2社を統合した効果を今年度(07年3月期)から具体化させる。

 大幅に変更したのは営業部門。事業本部をPBX・コールセンター、キャリア・サービスプロバイダ、パートナー・エンタプライズ向けに再編した。各事業本部の傘下にあったシステムエンジニア部を「SSE(セールスサポートエンジニアリング)本部」として集約、社長直轄部門の「商品企画部」を営業組織の傘下に置いた。

 こうした組織変更で、商品企画と開発、販売リソースの最適化を図っていく。さらに、社長直轄だったコンサルティング室を「CRMコンサルティング室」、営業本部傘下のネットワークサービス営業部を「ネットワーク診断コンサルティング室」として、それぞれ営業部門統括責任者の直轄部門としたほか、常時営業活動全体をモニタリングし、営業部門を補佐する組織「営業統括推進室」を新設した。

 同社では、売上見通しついて、昨年10月の時点で600億円と見込んでいたが、今年2月に入り435億円と大幅に下方修正している。

 しかし、「今回の組織変更により、ネットワークシステムの構築やIP関連ビジネスの3分野をトータルで行えるようになる。統合効果を発揮できる体制が整った」(広報担当者)と、業績の大幅回復を見込んでいる。