シマンテック(木村裕之社長)は、ビジネスパートナー向けに用意している支援制度で、旧シマンテックと旧ベリタスソフトウェアの2社がそれぞれ展開していたプログラム内容を統合した。旧両社の支援制度を組み合わせたことで、販売代理店が旧両社製品のどちらにも精通するよう教育・支援し、合併による相乗効果を狙う。

 新代理店制度は、米シマンテックが全世界共通で進める施策で、37か国で同時にスタートした。合併前に旧日本法人両社が持っていたビジネスパートナーは、旧シマンテックが約1900社で、旧ベリタスソフトウェアが約80社。新生シマンテックでは約2000社の代理店体制となった。全世界では約6万社のパートナーが存在する。

 新制度の具体的な内容としては、まず約2000社のパートナーを協業内容に合わせ4つに区分した。代理販売を行うパートナーを「チャネル」、同社製品を利用したサービスやコンサルティングサービスを提供するパートナーを「サービス&チャネル」、技術提携パートナーを「テクノロジー&プラットフォーム」、グローバルで技術・販売において包括的に提携するパートナーを「グローバルストラテジック」と、4つに分けた。

 そのうえで、「チャネル」パートナーを、これまでの販売実績において「プラチナ」「ゴールド」「シルバー」「レジスター」の4つに区分した。チャネルパートナーの具体的な内訳については明らかにしていないが、プラチナは「全体の5%程度」(遠藤敦子・SMB&エンタープライズマーケティング部部長)という。

 パートナーの位置づけを再編するとともに、旧両社で用意していたパートナー向けウェブサイトを統合。情報提供窓口を一本化した。また、新パートナープログラムでは、チャネルに位置づけられる販売代理店向けの教育制度を特に充実させた。旧両社の製品どちらにも精通した代理店を増やすことが狙いで、教育メニューのラインアップと回数を充実させるとともに、トレーニングを受講するたびに代理店にポイントが加算され、そのポイントを増やすごとに支援メニューが手厚くなる仕組みを用意した。旧両社の製品に精通したパートナーを育成し、「シルバーやレジスターに位置する代理店の販売力を特に強化する」との計画だ。