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富士通 世界最小のIAサーバーを公開 来年第1四半期に商品化予定
2006/05/29 17:51
週刊BCN 2006年05月29日vol.1139掲載
本体外形はタワー型で、サイズは幅99×奥行き340×高さ340ミリメートル。デスクトップPCとほぼ同じサイズだ。事務所のデスクの足元や机上に設置することも十分可能という。
世界最小の設置面積だけでなく、消費電力も同社の調べでは世界最少としている。また、低騒音ファンを採用したことで、業界最高水準の静かさも実現したと同社では説明している。
富士通では、商品化に向けて開発を継続中で、来年1-3月にリリースする計画。価格は未定としている。
IAサーバーの差別化策として、各メーカーは価格、省スペース化、低騒音などの領域で競い合っている。省スペース化や低騒音化をメーカーが推し進める理由は、サーバーの設置場所の多様化にある。エントリーサーバーに関しては、情報システム室などにサーバーを配置するのではなく、オフィスのデスク近くに設置する顧客企業が増加、省スペースや低騒音のニーズが出始めているからだ。
サーバーシェアトップのNECでも、IAサーバーシリーズ「Express5800 シリーズ」において、低騒音サーバーやスリムサーバーを商品化している。
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