富士通(黒川博昭社長)は、東京国際フォーラム(東京都千代田区)で5月18-19日の2か間開催した同社のプライベートイベント「富士通フォーラム2006」において、「世界最小の設置面積」をうたうIAサーバー「PRIMERGY コンパクトサーバー(仮称)」を初公開した。

 本体外形はタワー型で、サイズは幅99×奥行き340×高さ340ミリメートル。デスクトップPCとほぼ同じサイズだ。事務所のデスクの足元や机上に設置することも十分可能という。

 世界最小の設置面積だけでなく、消費電力も同社の調べでは世界最少としている。また、低騒音ファンを採用したことで、業界最高水準の静かさも実現したと同社では説明している。

 富士通では、商品化に向けて開発を継続中で、来年1-3月にリリースする計画。価格は未定としている。

 IAサーバーの差別化策として、各メーカーは価格、省スペース化、低騒音などの領域で競い合っている。省スペース化や低騒音化をメーカーが推し進める理由は、サーバーの設置場所の多様化にある。エントリーサーバーに関しては、情報システム室などにサーバーを配置するのではなく、オフィスのデスク近くに設置する顧客企業が増加、省スペースや低騒音のニーズが出始めているからだ。

 サーバーシェアトップのNECでも、IAサーバーシリーズ「Express5800 シリーズ」において、低騒音サーバーやスリムサーバーを商品化している。