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NEC 販社ルートでERP拡販へ 支援制度を今月中に開始
2006/06/12 17:54
週刊BCN 2006年06月12日vol.1141掲載
「EXPLANNER/Ai」は、販売、会計、人事・給与機能を提供する基幹業務パッケージソフト。中堅企業向けERP市場を開拓するための戦略商品として位置づけ、今年5月に機能を拡張した。
NECは今年度の販売店向け施策として、ビジネスPCやサーバーなどのプラットフォーム製品に加え、中堅・中小企業向けパッケージソリューション分野で販売店との協業を強化ポイントに置いている。「Aiパートナー制度」の開始は、この強化施策の一環として始める。
今月中にNECが接点をもつ全国約400社の販売店を中心に参加を呼びかける。参加企業の目標数値は特に設けていないが、Aiの販売目標としてパッケージライセンスほか関連するハード、ソフト、サービスを合せて、2008年までの3年間で売上高800億円の突破を掲げている。これまでAiの前バージョンにあたる「EXPLANNER」関連のSEを抱える販売店は、「100社以上は存在する」(パートナービジネス推進本部)という。
Aiパートナー制度では、Aiの導入と保守サービスを提供できるSEを抱えるITベンダーを募集し育成する。機能や導入に対する教育のほか、技術および販売面での情報提供、SI支援では開発基盤やソースコードの利用も許可する。
田中重穂・パートナービジネス営業事業本部長は、今年度の事業方針として①プラットフォームビジネスの拡大と、②中堅・中小市場市場攻略─を挙げ ている。中堅・中小企業開拓については、パッケージソフトと販売店のスキルアップを掲げている。
プラットフォームビジネスについては、日本国内のIAサーバー市場の11年連続トップシェアを至上命題として、「台数ベースで前年度比15─20%の成長を目指す」としている。
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