プロトン(二瓶孝二社長)は、米アクロニスの法人向けバックアップ&リカバリ製品として「アクロニス・トゥルー・イメージ9.1」シリーズの「エンタープライズ・サーバー」と「ワークステーション」の2モデルを発売した。SIerを通じて拡販を図り、初年度に8億円の売上高を見込む。

 同製品群は、OSやデータ、アプリケーションなどを含んだディスクをイメージ化し、稼働したままバックアップできる「ホットイメージングバックアップ」機能を搭載している。「エンタープライズ・サーバー」は、ウィンドウズやLinuxなど複数のOSに対応。VSS(ボリューム・シャドー・コピー・サービス)対応データベースのバックアップも可能なほか、バックアップしたイメージをハードウェア構成の異なるシステムや仮想マシンに高速修復できる。一方、「ワークステーション」は、クライアントPCのバックアップを集中管理できることが特徴。リカバリ機能では、サーバーやパソコンに障害が発生した場合でも、通常業務を停止させずに復旧が可能となる。

 同社は、社内データの的確な保護やリカバリのニーズが高まっていると判断し、同製品群を市場に投入した。二瓶社長は、「アクロニスの製品はコンシューマ向け売上比率が高いが、今回の製品では法人の新規顧客を増やせる。今年度末には、法人向け売上比率のほうが上回るだろう」とみている。

 「アクロニス・トゥルー・イメージ」シリーズは、これまで個人ユーザーを中心に累計100万本以上を販売してきた。「9.1」については初年度、企業ユーザーに1万ライセンスを販売していく方針。

 価格はライセンス数によって異なるが、「エンタープライズ・サーバー」が1ライセンス12万5000円、「ワークステーション」が1万円などとなっている。