エクストリームネットワークス(井戸直樹社長)は、同社独自のモジュール型新OS「エクストリームXOS」を搭載したスイッチ「SummitX450」シリーズを発売した。データ転送向けとアプリケーション配信向けの2製品を揃えており、500-5000人規模の企業を対象に製品を拡販していく方針。井戸社長は、「今回の製品ですべてのネットワーク階層をカバーできるようになった。競合他社に負けない製品群が揃ったことで、マーケットシェアの拡大を図っていく」としている。

 これまでは、他社製品の隙間を埋める製品としてデータ転送やアプリケーション配信の両方で活用できる製品を投入していた。島宣博・プロダクトマーケティングマネージャは、「販売代理店から、機能や価格面で競合製品との差別化が図れず、売りにくいという声があったのは事実」と打ち明ける。今回、用途別に製品を切り分けることで、「販売代理店が売りやすい環境を作っていく」(島マネージャ)としている。加えて、価格は96万円からに設定し、「当社の製品は高いと思われているが、コスト面でも競合他社との競争力が出てきたのではないか」とみている。

 同社は、機能の共通化やモジュール化が可能な自社OS「エクストリームXOS」への一本化でシステム構築の簡便性を追求した製品投入に力を入れている。今回のラインアップ拡充も、「販売代理店が、当社の製品だけで大きなネットワークシステム獲得を提供するための基盤作り」が最大の狙い。