メッセージ配信サービスプロバイダーのエクスパダイト(石井和彦社長)は、自動音声配信サービス「ボイスリーチ」の提供を開始し、データ通信事業を強化した。携帯電話が普及しているなか、音声で情報提供が可能なサービスとして、コンシューマを顧客に持つ小売業などに導入を促していく。

 「ボイスリーチ」は、多数の携帯電話ユーザーに対して自動音声で一斉に情報提供が可能なサービス。メールと同程度の簡単操作で情報を配信できるのが特徴。価格は、使用時間に応じた課金体系を採用しており、1件あたりの接続時間が最初の30秒で50円、30秒以降が6秒で10円。

 常山宏彰・営業本部ソリューション営業部長は、「音声による情報の伝達は、メールよりもリアルタイム性が高い。スーパーや家電量販店などがタイムセールを行う際に効果的」という。しかも、電話への応答可否をデータで収集できるため、「マーケティング活動にも活用できる」としている。

 初年度に100社の導入企業を見込んでいる。市場動向については、「国内音声配信ASPサービス市場が2010年までに1年間で平均30%成長し、市場規模が60億円程度に拡大する」と試算する。