米ミラポイントは、「コンプライアンスボルト」を、メールサーバーとスパム対策などのメールセキュリティ専用装置に次ぐ3番目の事業の柱としてメール保存機器を育てたい考え。日本市場の販売目標は発売後1年間で40台、売り上げ2億円。グローバルでは、来年までに全売上高の約2割を占めるまで成長させる。

 今回発売したメール保存アプライアンス「MCV100」は、企業内メールを自動的に保存するための専用ハードウェアで、ストレージ、管理ソフトウェアのセット製品。ミラポイントはメールサーバーとメールセキュリティ製品の2種類を販売しているが、両製品ともにアプライアンスとして販売。メール保存製品についてもアプライアンス戦略を貫いた。「導入の容易さと、管理や検索画面の分かりやすさ、低価格、保存したメール内容の正確さ、既存システムのパフォーマンスを落とさない点などが強み」(クレイグ・カーペンター・コーポレートマーケティング&グローバルチャネルズ担当シニアディレクター)という。価格は430万円。ストレージ容量は1テラバイト。

 MCV100は、米国ほか欧州や中国では、すでに4-5月に販売を開始した。米国市場での実績は数十台という。コンプライアンス(法令遵守)体制の整備が日本でも急務となりつつある状況をみて、この時期に日本市場でも販売を始めることにした。製品ラインアップは、現在はMCV100だけだが、11月には容量3.7テラバイトのミドル版を発売する予定で、その後、時期は未定だが、最上位モデルのリリースも計画している。

 日本市場での販売目標は発売後1年間で2億円。まずはメールサーバー、メールセキュリティ製品を利用する既存顧客に向けて、代理店とともに営業活動を展開する。ミラポイントの1次代理店は、シーティーシー・エスピー(CTCエスピー)、日商エレクトロニクス、ネットワンシステムズの3社。ミラポイント日本法人の湯佐嘉人社長は、「販売目標やサポート体制の有無など条件が合えば、1次代理店として登録し販売することも可能」と、1次代理店増強も視野に入れている。