シマンテック(木村裕之社長)は、中堅企業向けバックアップの主力ソフトウェア「Symantec Backup Exec」の新版「同11d」の発売を機に、バックアップ関連製品では初の全国セミナーを12月から来年1月にかけて行う。新製品の紹介だけでなく今年7月に名称を変更した旧シマンテックのバックアップソフトとの連携も訴える内容で、中堅企業以下のバックアップソフトの需要開拓を全国規模で開始する。

 プロモーションセミナーでは、効率的なバックアップおよびリカバリ方法を説明するとともに、「11d」で加わった新機能や旧シマンテックのバックアップソフト「Symantec Backup Exec System Recovery Server Edition」との連携による優位性などを紹介、販売強化につなげる。

 「System Recovery Server Edition」は旧シマンテックのバックアップソフトで、今年7月に名称を変えた。「一部のユーザーから『Backup Exec』との違いが分からない」という声があがったためで、「Symantec Backup Execシリーズ」とし「11d」と一緒に使うことによるメリットをセミナーでも訴えていく。

 セミナーは、12月から来年1月にかけて東京、大阪、名古屋、福岡の4地区で計4回開催する。同社が「Symantec Backup Execシリーズ」で全国的なプロモーションを行うのは初めてで、合計800人のエンドユーザーおよび販売代理店の参加を見込んでいる。

 「Symantec Backup Exec」は、旧ベリタスソフトウェア時代からの主力製品。従業員数100─2000人規模の中堅企業がターゲットで、ワールドワイドで約100万社のユーザーを抱える。ウィンドウズのメールサーバー「Exchange」やファイルサーバーのデータバックとリカバリ機能を提供する。

 新版の「11d」は約1年ぶりとなるメジャーバージョンアップで、バックアップデータの暗号化機能を付加した。また、特許申請中の新技術を使うことで、バックアップ用のメールボックスを用意しなくても各クライアントユーザーのメール、フォルダ、メールボックスのリカバリを可能にした。