ビデオ会議システム関連機器メーカーのポリコムジャパン(奥田智巳社長)は、東京・紀尾井町に「接続検証センター」を開設、12月から本格稼働を始めた。コンピュータやネットワークの分野で製品・サービスを提供するメーカーやSIerなど国内システムベンダーとのアライアンス強化が狙い。音声や映像、データの3コンテンツのIPネットワーク化が進むなか、国内でのビデオ会議システム販売を増やしていく方針。

 東京で開設された接続検証センターは、米国のマサチューセッツ州とテキサス州に次ぐ3番目の拠点となる。拠点間の連携で自社製品の評価や拡張性のテスト、複数製品の相互運用性などを検証するほか、販売代理店のSIerや同社のユーザー企業向けにシステムの互換性を検証するために提供する。奥田社長は、「ユーザー企業は、ビデオ会議システムとして遠隔でシステム同士が円滑につながるだけでなく、IP電話機などを組み合わせたコミュニケーションシステムを求めている。センターの設置で、他社製品とのシームレスな接続検証が行えることから、ニーズに適したソリューションを提供できる」としている。

 また、センター開設にともない、米国本社の製造部門と日本法人の営業部門を横断する組織として位置づける「品質保証部」を設置。米国本社の直轄部門として機能している。日本法人の同組織責任者である是枝日登志・コーポレートクオリティインタロップサービスラボマネージャーは、「日本のユーザー企業は、ほかの国と比べて品質基準が厳しい。営業担当者からあがってきた顧客の声を製造部門に伝えることにより、日本特有の要求に対応していく」という。