【上海発】上海市情報サービス業協会、北京市情報産業協会、台湾中華情報ソフトウェア協会が主催する「2006中国国際デジタルコンテンツ産業(上海)博覧会」が11月15日-17日、上海光大会展センターで開催された。中国政府は05年6月以来、デジタルコンテンツ産業の振興のために一連の政策を打ち出しており、アニメーション、ゲームの開発基地などが各地方に続々と現れている。

 上海で開かれた今回の博覧会は、国際的な情報交換プラットフォームを目指しており、中国で最大の規模を誇っている。博覧会の展示面積は8000平方メートルに及び、内外企業200社が出展、来場者は約1万人と発表されている。出展内容は、デジタルコンテンツ製品とデジタルコンテンツサービスの2ジャンルに分けられる。デジタルコンテンツ製品とは、デジタルゲーム、動画、漫画、コンテンツソフトウェア、AVコンテンツ製品、デジタル出版物などを指し、デジタルコンテンツサービスとは、電子取引サービス、ネットワーク付加価値付けサービス、コンテンツ提供サービス、セキュリティ著作権保護サービスおよび受信再生装置(MP3 プレーヤー、携帯電話のテレビ機能など)を指す。

 情報や通信サービス業の優良都市として発展するため、上海にはデジタルコンテンツの提供が不可欠とされている。上海市の政策によれば、デジタルコンテンツ産業に携わる研究開発企業は、一定の条件を満たせば、ソフトウェア産業や集積回路産業と同様の優遇措置を受けることができる。

 中国のデジタルコンテンツ産業は、第一歩を踏み出した段階だ。産業の成長とともに、この「デジタルコンテンツ産業博覧会」も企業や一般の人々の興味をそそるものに発展していくことになるだろう。
魏鋒(ウェイ・フェン=ACCS上海事務所所長、Shanghai@accs.or.jp)