アイティフォー(須賀井孝夫社長)は独自開発のインターネット通販システムを刷新する計画だ。2007年半ばの完成を目指す。現行バージョンでは「カスタマイズに時間がかかることが課題だった。次期製品ではカスタマイズへの迅速な対応を可能にする抜本的な見直し」(原晃一・執行役員ソフトウェア第二事業部長)を行う。ネット通販の販売促進に役立つ新機能も多数取り入れる。

 新版ではカスタマイズしやすい改良点に加えて新機能を20種類あまり追加する。たとえばユーザーがグーグルなど有力検索サイトで検索を行ったときに、検索結果画面の上位に自社のネット通販サイトや商品が表示されるよう対策を講じたり、成功報酬型のネット広告の一種アフィリエイトなどと連動する接続口を装備する。これまでは別途費用が発生するオプション機能だったが、新版からは標準で装備する。

 同社が展開しているネット通販システムの名称は「ITFOReC(アイティフォレック)」。今年度中間期(06年4-9月期)におけるITFOReCを中心としたネット通販システム関連事業の売上高は、前年同期比約36%減の厳しい結果だった。来年度(08年3月期)はITFOReCの新版の拡販が期待できることなどから、今年度通期受注額見込みの約2倍に相当する12億円規模の受注を目指す。

 新版投入で一気に業績を回復させる計画だ。