応研(原田明治社長)は、昨年大幅に販売本数を伸ばした主力製品の売上・仕入・在庫統合型ソフトウェア「販売大臣」を強化する。今年中旬以降に、初めて「.NETフレームワーク」に準拠した製品へ改良し、業種モジュールの連携性を高め、幅広い業種層へ拡販する。「販売大臣」は昨年、販売本数を前年比20%以上伸ばした。今年は新プラットフォーム採用で、昨年に比べ50%増を目指す。

 最新版の「販売大臣2007」は、新OS「Vista」に対応。通常の入庫・出庫による在庫管理に加え、受注・発注残数量を含めた在庫管理が可能になった。ただ、導入先企業が大規模化するなかで、業種向け「標準テンプレート」を追加開発し、カスタマイズするかアドオンする必要があった。「.NETフレームワーク」化することで、これまでモジュール化した「標準テンプレート」を「.NETフレームワーク」上で簡単に連携できるようになる。

 「標準テンプレート」は、これまでに30種類以上を開発し、数百社にアドオンなどをして搭載している。岸川剛・取締役営業部長は「今までに培った標準テンプレートをモジュール化し、ネットワーク上から簡単に必要なモジュールを選択して追加搭載できるようにする。また、業種により異なる法改正などに順次対応できるようになる」と、追加開発の負荷が軽減され、短納期で稼働できるという。

 追加開発力のあるSIerだけでなく、各地域でカスタマイズに苦心するSIerやディーラーなども販売パートナーにでき、「新しいビジネス展開をする機会を生み出す」と、チャネルの拡大にも寄与するとみている。「.NETフレームワーク」対応版は今年中旬以降に販売を開始する計画だ。