SRAの子会社のシステム開発会社、AIT(望月直行社長)はソフトとサービス事業の比率を高める。現状約30%のソフトとサービス合わせた売上高比率を5年後までに全体の半分まで増やす。価格下落が今後も続くとみるハードの販売事業への依存から脱皮し、ソフト開発を中心としたサービス事業の強化を進める。

 AITは、SRAと日本IBMの合弁で設立されたソフト開発企業で、日本IBM製UNIXの販売に強い。SRAや日本IBMの外注先として下請けによる受託ソフトも請け負うが、自ら顧客を開拓して直接システムを納めるビジネスも手がける。

 ソフトおよびサービスの販売事業強化施策は、基本戦略として他社製パッケージソフトを活用したシステム開発とする。他社製パッケージでは、ウイングアークテクノロジーズやJFEシステムズの帳票作成ソフトや、ジャストシステムのXMLアプリケーションの開発基盤「xfy」などを中心とした開発案件の受注に力を注ぐ。「xfy」では、第一号ユーザーを獲得した。

 他社製品でニーズを満たす製品がなければ、自社開発も行う。4月1日には、JFEシステムの帳票作成パッケージ「FiBridgeⅡ」に、「決裁や承認などのワークフロー機能を加えるためのパッケージソフトをリリースする」(泉田剛志・執行役員ソリューション&サービス企画本部本部長)計画だ。