KDDI(小野寺正社長)はユニアデックス(高橋勉社長)と業務提携し、企業向けにWANやLANなどのネットワーク構築、運用、保守の一括提供を中心とした「企業向けICTソリューションサービス」を4月から開始する。2010年までに200億円の事業規模を見込んでいる。

 これまで顧客はSIerやNIerにシステムや通信キャリアの選定を一括発注することが多かったが、顧客のマルチベンダー化に伴い、顧客自身が複数ベンダーをコントロールしなければならない事態となった。顧客から「通信キャリアにシステムを一括して頼みたいとのニーズが浮上した」(KDDIの田中孝司・執行役員ソリューション事業統轄本部長)ことから、マルチベンダーに強いユニアデックスと提携し、サービスを開始することにした。

 従来のサービスでは、複数のベンダーが構築、保守、運用に絡み営業窓口も別々だった。今回の提携により、KDDIからワンストップで構築、運用、保守を顧客に提供できるようにする。営業窓口に関してもKDDIに一元化するが、ユニアデックスの顧客に関してはユニアデックスからサービスを提供する。

 4月より販売するサービスはWAN/LAN/サーバー一体構築・運用を中心として、セキュリティソリューション、ICT資産管理ソリューション、IPコミュニケーション、データセンターソリューションの5つ。

 ユニアデックスはKDDIに営業とサポートエンジニアを常駐させ、サービス開発などを行っていく。今後、さらにサービスを増やす予定だ。