独立系ソフトウェア開発会社のCIJ(堀信一社長)はこのほど、3ステップでドキュメント登録の作業ができる独自開発の文書管理ファイルサーバー「Oficinamigo(オフィシーナミーゴ)」の販売を開始した。

 秘密分散法に基づくデータ保管や確定署名(タイムスタンプ)を付与できるため、内部統制を強化する企業向けに、今後1年間で20-30サーバーの販売を目指す。

 同サーバーは、紙文書などオフィス文書をキャビネットに収納するイメージで簡単・安全に文書管理ができる。従来の文書管理システムやグループウェアは、登録作業が煩雑だが、同サーバーは①ブラウザを開く②画面上の利用可能なキャビネットを開く③ファイルをドラッグ&ドロップする、の3ステップで完了する。

 入力データは、秘密分散法に準拠しているため、自動的に暗号化しながら、意味のない2つの断片に分散して保管でき、万一不正アクセスが発生しても情報漏えいの心配はない。文書完成時には、アマノのタイムスタンプが付与され、確かにその時点でドキュメントが存在したことを証明できるほか、サーバーへのアクセスログをすべて収集して保管でき、ログ収集も可能だ。

 同サーバーは、専用ソフトのインストールが不要なため、「インターネット越しの利用ができ、海外拠点や取引先などと共有するデータを保管する際にも適している。ほかにない製品だ」(西田千尋・理事・執行役員)と、自信を見せる。

 今後、パートナーと協業セミナーを実施して販売活動を本格化する。価格は1サーバー75万円(推奨ユーザー数50-100)で、年間サポート費用は15万円(初年度は必須)。