【ソウル発】LG電子の超小型ノートパソコンがドイツで最優秀製品に選ばれた。ドイツの有力な情報通信マガジンの「チップ」は5月号で、10.6インチコンバーチブルをはじめとしたLG電子の3種を最優秀製品として取り上げた。同誌は、最近の超小型ノートパソコンを対象にデザイン・性能・価格など細部評価を実施した。その結果、総合点数でLG電子の10.6インチの「C1シリーズ」が1位に、12.1インチの「TXシリーズ」と10.6インチの「A1シリーズ」がそれぞれ4-5位に選ばれた。

 ドイツで好評のノートPC「C1シリーズ」は、携帯が容易なタブレットPCでありながらワイド画面に3Dグラフィックエンジンを搭載し、タッチスクリーンなど操作性に優れた機能を取り揃えた製品だ。ホワイトとブラックが対照的な、洗練されたデザインも評価を高める要因となったようだ。

 A1、C1シリーズは韓国市場でもベストセラー製品で、超小型のサブノートPCにもかかわらず高機能な点が人気を得ている。デュアルコアCPU、nVidia最新3Dグラフィック「Geforce 7300 Go」、デュアル・チャンネル・メモリを搭載、キーボードは既存サイズを採用しているため、サブノートはキーボードが小さすぎて使いにくいといった不満も解消した。

 特に韓国向けに発売されたシリーズには地上波DMB(ワンセグ)受信機能や次世代移動通信サービスとして移動型インターネットにも積極的に対応するためHSDPA(High Speed Downlink Packet Access)とWibro(Wireless Broadband Internet)モデムを内蔵している。

 より鮮明な映像を楽しむためにFineBrightLCD、豊富な音響を具現する「SRS WOW HD」技術などを採用し、マルチメディア機能も強化した。

 超小型モデルにもかかわらず、CF(Compact Flash)リーダーを装着、メモリカード、GPS(Global Positioning System)、GPRS(General Packet Radio Service)など多様なCFタイプモジュールとも連結可能で、カーナビとしても使えるPCだ。

 このほか、80GB超の小型HDD、外付けのスーパーマルチ光ディスクドライブなどを搭載している。

 一方、コンバーチブルノートの「C1シリーズ」はスクリーンを180度回転できるタッチスクリーン対応のLCDとタブレット機能が教育・営業分野に最適であるとして人気を呼んでいる。1.25㎏の軽さに270ミリ×200ミリ×26ミリの超スリムなデザインも評価されている。

 LG電子は「携帯性、デザイン、次世代移動通信機能をすべて揃えたノートPCで放送と通信の融合環境のなか、モバイルエンターテインメント市場に対応していく」と説明している。
趙章恩(チョウ・チャンウン=ITジャーナリスト)