NTTデータは8月3日、企業・組織内の認証が必要な複数システムへのアクセスを、1回のログイン処理でアクセス可能にする、プロトコルやガイドラインの策定を行う国際的な標準化団体の仕様に基づいた「シングルサインオン」機能を開発したと発表。IT基盤トータルソリューション「VANADIS」のWebシングルサインオンソリューション「VANADIS SSO(SSO:Single Sign On)」の追加機能「認証連携オプション」として発売した。

 独自仕様のシングルサインオン機能とリバティアライアンス準拠機能を同時にサポートし、企業・組織内でのシングルサインオンに望まれる性能や効率化への対応と、社外サービスとの連携に必要な相互接続性を同時に実現する。また生体認証、ICカード認証などさまざまな認証方式に対応し、システム連携による利用者の利便性向上とセキュリティの強化、内部統制の実現を両立できる。

 PCからのWebシステム利用に加え、携帯電話から社内ネットワークへのアクセスでもシングルサインオンが可能。さらに、「VANADIS」のID管理ソリューション「VANADIS Identity Manager」と連携することで、J-SOX法などが求める厳密なID管理とシステム利用権限の管理を実現する。

 システム構築コストの削減も可能で、10システムが独自仕様によりシングルサインオン化され、新たにリバティアライアンス仕様による認証連携機能を追加する場合、従来技術による構築と比較して最大50%コストを削減できる。

 NTTデータでは、企業・組織のイントラネットとSaaS/ASPサイト間、企業グループネットワーク間、イントラネットと社外のECサイト間の連携など、企業や組織間のサービス連携システムを実現するソリューションとして企業などへの導入を図り、09年度までにシステム構築全体で15億円の売り上げを目指す。