アップルジャパンは、今年夏の一大プロモーションとして音楽をテーマにした各種施策を展開する。

 iPodの販売が好調な同社だが、iPodの基本機能以外の便利な機能があまり利用されていないことに着目。新規顧客の獲得だけにとどまらず、既存iPodユーザーの利用を促進させることで、iTunes Storeの利用拡大を目指す。

 なかでも最大規模のキャンペーンとなるのは、日本コカ・コーラとの協業による「Coke+iTunesキャンペーン」だ。7月16日午前9時から、9月30日深夜0時までの77日間にわたり、毎日2万5000曲をプレゼントする。期間中に192万5000曲が無償提供されることになる。日本コカ・コーラでも、「史上最大規模の音楽プロモーション」としている。同様のキャンペーンは、コカ・コーラグループが、昨年から、英国、ドイツなど欧州17か国で開始している。

 そのほか、アップルジャパンでは、東京、札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡の全国のアップルストアや、全国11店舗に拡大した「Appleのショップ」や、量販店のアップル製品販売コーナーでも、iPodやiTunesを利用した音楽イベントや製品デモストレーションを実施していく。地域のアーティストとのコラボレーションなど地域密着型のキャンペーンを展開する計画だ。

 そのほか、ロックフェスティバル「SUMMER SONIC」や、各種音楽イベントでiTunesカードを配布するなどして、iTunesを体験する機会を広げる考えだ。

 音楽携帯プレーヤーで首位を独走するアップルが最も戦略的なキャンペーンを展開し、2位との差をさらに広げようとしている。