ターボリナックス(矢野広一社長)は8月29日、経営戦略発表会を開き、「Turbolinux OS」の製品開発とサポート提供の基本方針を発表した。

 開発サイクルでは、サーバー向けおよびデスクトップ向けOSともに、今後24か月サイクルでメジャーバージョンアップ版をリリースする計画を示した。新しい計画を踏まえ、サーバーOSの新版「Turbolinux 11 Server(仮称)」は07年第4四半期、デスクトップOSの新版「Turbolinux 12 Desktop(仮称)」は08年第2四半期に発売する。

 同社が新版OSの中期的な提供計画を体系立て、公表したのは今回が初めて。矢野社長は、「業容が拡大したことで、ターボリナックスはOSをやめるんじゃないかとの声を聞くがそんなことはない」と説明。具体的な計画を明示することで、ユーザーやパートナーにLinuxディストリビュータの立場を維持することを強調したい考え。

 開発方針では、すべての製品開発でカーネルとコアコンポーネントは同じものを使用することを発表。コンポーネントを共通化し、ハードウェアの検証作業を軽減させる。

 一方、サポート提供期間では、サーバーOSは発売日から5年または次期バージョン発売から3年間のどちらか長い方を基本サポート対象期間とした。基本サポート期間後5年間は、有償メンテナンスオプションも提供する。またデスクトップOSは、発売日から3年間または次期バージョン発売から1年間のどちらか長い期間の基本メンテナンスとし、基本サポート期間後4年間を有償メンテナンスオプション期間と定めた。