NEC(矢野薫社長)は、統合運用管理ソフト「WebSAM」とセゾン情報システムズ(セゾン情報、宮野隆社長)のファイル転送ソフト「HULFT」の連携動作機能を強化した。

 「WebSAM」は、情報システムの運用状況を総合的に監視・管理するソフト。一方、「HULFT」は、異なるプラットフォームで構築したLANやWAN、SANや公衆回線などを含めた総合ネットワーク環境でファイル転送が可能なソフト。

 セゾン情報は、すでに「WebSAM」のパートナー制度に参加して連携動作機能を開発していた。「HULFT」で連携しているシステムを「WebSAM」で統合監視し、障害が起きた際に検知・通知する機能を備えている。

 今回、連携動作の機能を拡張し「WebSAM」の「ナレッジデータベース」に共同開発した「HULFTナレッジデータ」を登録したことで、障害が起きた際の検知と通知だけでなく、「何を行えばよいか」の事後対処方法を運用者に知らせることが可能になった。障害対応の迅速化が図られ、システム管理者の負担も軽減できるという。

 「HULFT」ナレッジデータは、9月末にWindows版、11月末にLinuxとUNIX版を提供開始する。両社は販売施策でも協業し、共同プロモーションを手がけるほかそれぞれの販社に連携動作をアピールする。両社は、3年間で300システムの販売に連携動作機能が寄与するとみている。