ISACA(情報システムコントロール協会)東京支部やNRIセキュアテクノロジーズなど10団体は10月10日、産官学連携による人材育成体制の整備と推進、支援制度の充実を目指す「情報セキュリティ教育事業者連絡会」(Information Security Education Providers Association:ISEPA)を発足した。連絡会代表はラック/(ISC)2 Japanの与儀大輔氏が務める。

 日本における情報セキュリティ人材の質の向上と量の拡大を効果的に推進することを目的として設立。業界横断的な人材育成支援体制を整備し、各団体の資格の位置付け、キャリアパスに対する共通認識の提示や施策提案、各種教育機関との連携によるコンテンツの共同利用など、情報セキュリティ人材育成の普及と啓蒙を目指す。

 活動内容ごとにワーキンググループ(WG)を設け、連絡会としての活動を展開。当面は、イベントWGとスキルWG、相互認証WGの3つのWGで活動する。イベントWGは、年間3、4回のセミナーを開催するほか、各種イベントへの参加し、出版などの共同普及啓発活動を行う。また、連絡会Webサイトを開設、各団体の資格保有者公開人数などの関連情報や、連絡会の取組みや活動を発信する。

 スキルWGは、各団体の資格試験の内容を体系的に整理、各資格試験の相関図の作成やキャリアパスを提示して、情報セキュリティの分野で求められる人材像を具体的に示す。相互認証WGは、資格継続プログラムの相互乗り入れ、資格取得時のショートカット受講、講師の育成や共有、各資格試験の相互認証などを検討。大学等教育機関との連携およびアドバイザー要請、品質の定義と判定方法の検討、時代の変化に対応した要求コンテンツの検討を通じて、教育プログラムの品質を維持する活動を展開する。

 会員団体は、ISACA東京支部、(ISC)2 Japan、NRIセキュアテクノロジーズ(SANS JAPAN事務局)、CompTIA(コンピュータ技術産業協会)、SEA/J(セキュリティ・エデュケーション・アライアンス・ジャパン)、ソフトピアジャパン、NPO日本セキュリティ監査協会(JASA)、NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)、ひょうご情報教育機構(カーネギーメロン大学日本校)、ラック。

 オブザーバーは、内閣官房情報セキュリティセンター、総務省情報通信政策局、経済産業省商務情報政策局、ISSA(Information Systems Security Association)東京支部、財団法人インターネット協会(IAjapan)、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)、財団法人日本情報処理開発協会(JIPDEC)。

情報セキュリティ教育事業者連絡会=http://www.jnsa.org/isepa/
ISACA東京支部=http://www.isaca.gr.jp/homepage_j.htm
(ISC)2 Japan=https://www.isc2.org/japan/
NRIセキュアテクノロジーズ=http://sans-japan.jp/
CompTIA=http://www.comptia.jp
SEA/J=http://www.sea-j.net/
ソフトピアジャパン=http://www.softopia.or.jp/
日本セキュリティ監査協会=http://www.jasa.jp/
日本ネットワークセキュリティ協会=http://www.jnsa.org/
ひょうご情報教育機構=http://www.cmuj.jp
ラック=http://www.lac.co.jp/