コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)とヤフーは、ヤフーが提供するインターネット・オークション・サービス「Yahoo!オークション」を通じて海賊版の出品者と取引していたユーザーに向けて、今後海賊版を購入しないよう呼びかける活動を10月から開始した。

 ACCSとヤフーは04年以来、海賊版ソフトの出品削除や広報啓発などの海賊版販売の防止活動を共同で実施し、相応の効果を収めてきた。しかし、特に悪質として刑事事件化した案件が、ACCSが捜査協力したものだけでも今年度で8件発生し、海賊版販売行為は依然としてなくなっていない。また、取引前の当事者間の連絡において「海賊版であること」を出品者側が明示した場合でも、取引を中止しないユーザーが多いことが確認されている。

 現在の著作権法では、海賊版を購入すること自体は直ちに違法とはならないが、購入者がいる限り海賊版販売という違法行為はなくならない。そこで、ACCSとヤフーは、「Yahoo!オークション」における海賊版の購入が違法行為を助長するものととらえ、今回の取り組みを開始した。

 メッセージは、ACCSの調査に基づいて、海賊版出品者と取引していたユーザーに対し、ヤフーからメールで直接送付。海賊版販売の防止への理解を求め、海賊版を今後購入しないよう呼びかけていく。