富士通は11月6日、特許の取得状況の関連をマップに表示して特許分析が行えるサービス「ATMS/Analyzer(アトムス アナライザー)」を12月3日から発売すると発表した。税別価格は19万8000円から。

 「ATMS/Analyzer」は、同社のテキストマイニング技術を応用したサービス。データセンターで分析用データベースを作成する「作成サービス」と、同データベースを利用して特許取得状況の関連をマップとして表示する「クライアントソフトウェア」で構成。手間のかかる特許マップ作成を簡単・迅速に行うことができる。

 インターネット経由で「作成サービス」を活用して分析用データベースを自動作成し、パソコンのクライアントソフトを用いて特許マップを作成する。高機能なデータセンターでの分析データベース作成機能に加え、手軽で自由度の高いクライアントソフトのマップ機能を利用することで、強力な特許分析が可能。

 あらかじめ分析に必要な特許マップのテンプレートを数十種類揃え、簡単に分析結果が得られるほか、分析スキルを補うことも可能。特許分類・出願人・キーワードなどでの集合演算のほか、同義語設定・出願人の名寄せ・独自分類といったミクロな分析が行える「検索絞込」や「分析結果のチューニング」などの機能も搭載する。

 キーワードの出現頻度の計算、テキストマイニングによる特許の課題・対象抽出、引用関係の作成など特許マップの元となるデータベースは、同社のデータセンターで作成。利用者は、自身のパソコンからインターネット経由で、必要な特許情報をアップロードすることができる。

 今後、米国特許の対応や審査経過情報を使った「特許価値評価」機能を追加することでラインアップを拡充し、10年度末までに5億円の売り上げを目指す。