マイクロソフト(ダレン・ヒューストン社長)は12月6日、企業のセキュリティ強化と統合的運用管理を支援する2つの製品群「Microsoft Forefront」「Microsoft System Center」と、「System Center Server Management Suite Enterprise ライセンス」を発売すると発表した。また、「ITインフラパートナープログラム」を25社の賛同企業とともに同日に開始、ForefrontおよびSystem Centerの製品を活用した企業のITインフラの最適化を推進する。

 セキュリティ製品群の「Forefront」を構成するのは、ウイルスやスパムなどの不適切なコンテンツから保護する「Forefront Server Security Management Console 日本語版」とセキュリティ管理機能を提供する「Intelligent Application Gateway 2007」。

 「Forefront Server Security Management Console」は、企業が自社のExchange Server 2007、Office SharePoint Server 2007などの各環境を、ウイルス、ワーム、スパムなどの不適切なコンテンツから保護。管理者は企業全体の「Forefront Server Security」製品の構成、展開、更新、レポート処理を簡単・効果的に管理できる。価格は参考価格で6300円。

 「Intelligent Application Gateway 2007」は、SSL-VPN、Webアプリケーション・ファイアウォール、およびエンドポイント・セキュリティ管理を提供。多種多様な基幹業務アプリケーションのアクセス制御、認証、およびコンテンツ検査が可能になる。価格は参考価格で1344円。

 運用管理製品群「System Center」を構成するのは、データ保護ソリューション「System Center Data Protection Manager 2007 日本語版」、仮想化環境管理ソリューション「System Center Virtual Machine Manager 2007 日本語版」、IT資産管理ソリューション「System Center Configuration Manager 2007 日本語版」。

 「System Center Data Protection Manager 2007」(DPM 2007)は、アプリケーションサーバーやSQL Serverのデータベース、仮想サーバーのイメージ、デスクトップPCのデータをバックアップし、必要に応じてすばやく復元できるデータ保護ソリューション。バックアップ作業の一元化などでデータ保護運用管理の負荷を軽減する。価格は参考価格で6万8900円。

 「System Center Virtual Machine Manager 2007」は、仮想化されたデータセンターの包括的な管理を提供し、物理サーバーの使用率の向上し、バーチャルマシン環境の一元管理を実現する統合的な仮想化環境管理ソリューション。システムリソース過不足の分析や、仮想化サーバーの配置を最適化して、シンプルで費用対効果の高い仮想化環境の管理を実現する。なお単体での提供は行わず、「Server Management Suite Enterprise」のコンポーネントとして提供する。

 「System Center Server Management Suite Enterpriseライセンス 日本語版」は、DPM 2007、VMM 2007、SCCM 2007、およびSystem Center Operations Manager 2007(OpsMgr 2007)のEnterpriseサーバー管理ライセンスを統合したライセンス。通常、サーバー管理ライセンスはOS環境ごとに必要になるが、Server Management Suite Enterpriseライセンスは、物理サーバー単位の管理ライセンスとして提供。物理サーバー上で稼働する仮想サーバーのOS環境の制限なしに、1ライセンスで4製品による管理が提供される。ライセンスの価格は参考価格で10万3400円。

 「ITインフラパートナープログラム」では、マイクロソフトが認定パートナープログラムに参加する25社のパートナー企業とともに、ForefrontやSystem Centerをベースにしたソリューションの提供や協業を実施する。今後1年間で参加パートナー企業200 社を目標に、プログラムを推進する。多彩なパートナーソリューションが提供されることで、顧客のITインフラ最適化が促進され、セキュリティ確保や内部統制を実現できる。