ガイアックス(上田祐司代表執行役社長)は12月13日、ナレッジワークス(所司里佳代表取締役)と販売での業務提携に合意し、「SCOPEビジネス・プラットフォーム(SCOPE)」をSaaS型で提供すると発表した。

 「SCOPE」は、ノルウェーのFast Search&Transfer社の検索技術「FAST ESP(FAST Enterprise Search Platform)」を中心にしたミドルウェア的な位置づけで、ユーザーのインターネット・ビジネスをバックエンドで支える基盤として各機能をSaaS型で提供するサービス。

 ガイアックスは、検索分野で経験豊富なナレッジワークスと協業することで、eコマース、ブログ、SNSなどCGMや各種メディアサイトなどさまざまなウェブビジネス環境に、ウェブコミュニティソリューションをはじめ、ユーザーマッチング手法、マーケティング上のニーズ収集、商品販売の方法、顧客誘導、顧客満足などの新しい付加価値を加えていく。

 「SCOPEビジネス・プラットフォーム」は、基本サービスをアプリケーション化し、検索アルゴリズムにビジネス・プロセスを取り込める仕組みをもつ。具体的には、不適切、誹謗中傷、あるいは公序良俗に反するコンテンツが少なくないCGMの1つであるブログなどの消費者生成型メディアに関して、コンテンツ検閲サービス「SCOPE-Filter」を利用すると、そうしたコンテンツのフィルタリング(抽出)を独自ルールで効率的に行える。また、ユーザープロフィールや投稿コンテンツを分析することで、マッチングサービスやレコメンドサービス、感性サーチなども実現可能となった。

 さらに、サーチ&ナビゲーション「SCOPE-Navi」は、検索機能を活用することでサービスサイトでのカテゴリーやナビゲーションを動的に生成し、ユーザーが求めている情報、コンテンツ、商品への誘導が行える。

 このほか、SEO、SEM対策ランディングページ生成「SCOPE-SEO」は、GoogleなどのWeb検索エンジンから、自社のサイトに誘導する仕掛けを提供。検索キーワードの組み合わせで自社のサイトにどのような誘導ができるかを洗い出し、それをマトリックス化して自動でランディングページを生成する。この機能は、中小のカテゴリーや絞り込み語句と特定キーワードなどとの組み合わせによるロングテールな観点での誘導を狙いとする。