スイッチなどネットワーク関連機器メーカーのFXC(谷輪重之社長)は、各ユーザー企業のニーズに応じたカスタマイズ重視のビジネスで売り上げ拡大を図る。すでに体制を整えており、今年度(2007年12月期)は売上高が前年度の10-20%増の13億円から14億円の見通し。08年度は、16-17億円を狙う計画だ。

 同社はスイッチを主軸にビジネスを展開しているが、「国内市場が飽和しつつあり、既存のビジネスモデルでは利益が確保できない環境に変わってきている。そのため、“プラットフォーム”型のスイッチを用意し、さまざまなニーズに対応する」(谷輪社長)としている。その一環として、11月末には機能拡張が可能なカスタマイズ型ルーティングスイッチ「FXC9124」を発売した。

 スイッチ以外でも、カスタマイズ中心のビジネスにシフト。新たに手がけた車載カメラやビデオレコーダーに搭載可能な小型の録画/再生ユニット「FXC-PV500M」シリーズには、「大手メーカーを中心に100件以上の問い合わせがきている」と手応えを感じている。08年春には、同シリーズの新製品を発売する計画。今後は、「開発ツールなどの公開で、メーカーが自由に開発できる環境を整えることにも取り組んでいく」としている。

 CWDM(低密度光波長分割多重化)分野では、「LightEdge800」の販売を開始して海外市場に参入した。機能を抑えて価格を通常の半額以下に設定し、「中国や南米、ロシア、東南アジアなどに売っていく」考え。現段階では販売チャネルの開拓に力を注いでいる。