日立ソフトウェアエンジニアリング(日立ソフト、小野功社長)は12月17日、米SenSageのログ管理ソフト「SenSage Enterprise Security Analytics(SenSage)」を使用した統合ログ管理ソリューションを発売した。

 同社は07年9月から「SenSage」を販売していたが、今回、コンサルテーションから設計・構築・運用支援までをトータルにサポートするソリューションメニューを用意し、金融・公共・産業・通信など幅広い業種の顧客のコンプライアンス経営の強化を支援する。

 特に「SenSage」と日立製作所が提供するコンテンツアーカイブ向けストレージアプライアンス「Hitachi Content Archive Platform」との連携ソリューションでは、従来は各システム別に分散管理されていた大量のログデータを統合し、長期間、安全に保管・利用することが可能。このため、顧客の情報システム部門によるセキュリティ調査や内部監査部門による監査報告の効率化を実現できる。

 「SenSage」は、200種類のログフォーマットに対応し、幅広いログ出力リソースからログデータを収集できる。また独自の高圧縮機能により、テラバイトクラスの大規模なログデータの長期保管が可能。150種類以上のレポートテンプレートを用意し、カスタマイズも容易に行える。

 また、「Hitachi Content Archive Platform」は、アーカイブデータに対してファイル単位のWORM(データ改ざん防止)機能と定期真正性チェック機能を装備し、アーカイブしたログデータの操作ミスによるデータ削除を防止、故意の改ざんがないことを保証する。最大344テラバイトまでの容量スケーラビリティがあり、稼動中も容易に容量を追加拡張可能。アーカイブデータを格納するストレージには、HDDの二重障害にも対応できる高信頼の日立ディスクアレイサブシテムを使用している。

 統合ログ管理ソリューションには、一定の条件のもとで確実かつスピーディに統合ログ管理システムを構築、利用するための「基本サービス」と、要件定義(コンサルテーション)から運用支援まで、ユーザーの幅広い要望にきめ細かく対応する「オプションサービス」がある。「Hitachi Content Archive Platform」と連携するニアラインストレージ連携ソリューションは、オプションサービスとして提供される。

 日立ソフトは今後、「SenSage」と情報漏えい防止ソリューション「秘文」、さらに日立グループのミドルウェアとの連携を計画、ユーザーにとって価値ある統合ログ管理ソリューションを提供する予定。

 「SenSage」1ノードライセンスの価格は1062万円から、「SenSage」ソリューションサービスは個別見積。今後2年間で、「SenSage」を含めたソリューション全体として30セット、売上30億円を目指す。